まぁUS版ラップスタア誕生というより、HIPHOP版「アメリカン・アイドル」って感じやけど。なんせとにかくめちゃくちゃ面白い。
現在、特定のレーベルと契約していないラッパーをスターダムに押し上げようという企画。
参加者はまず各地の予選を勝ち抜いてLAの本戦出場を目指すという流れ。
あ、この番組はNetflixで観れます。
※ちなみにスクリーンショットの掲載については許可貰ってます。
見所1:審査員がそもそも面白い
メイン審査員は「チャンス・ザ・ラッパー」「Cardi B」「T.I」という半端ないメンツ。
普通オーディション番組っていうとメインは参加者やのに、ラッパー全員が個性的過ぎて、とにかく審査員を観てて楽しい。ほんと魅力溢れる人たちやな、と。
第一話のロサンゼルス編は、この3人に加えてSnoop Doggが審査員!
Snoopおじさん終始ノリノリでおちゃめ。
審査後のバーで思いの外レベルの高い参加者に驚いたT.Iが「地元から発掘するべき」と、言い出し、3人それぞれが自分の地元に出向いて審査を行うようになる。
審査員同士のバトル勃発 笑
ってことで1話目以降は審査員それぞれが地元のレジェンド2人を加えてオーディションを開催する。
それぞれに「他の二人が選んだ候補者が優勝したら恥ずかしい」って感じで。
ラッパーは負けず嫌いなのである。
NY編
NY編でのゲスト審査員は「Fat joe」と「ジェイダキス」
Fat Joe辛口過ぎて辛い 笑
からの
地元のレジェンドにこんなん言われたら泣くわ 笑
ちなみに参加者の中にはジェイダキスをDISるというメンタル強いのか何なのかわからん参加者もおった 笑。
アトランタ編
アトランタ編のゲスト審査員は「クエイヴォ」と「Big Boi」。
まーアトランタ編はT.Iの見る目が光った回やったかな。
たとえば1人目の子。客からも上場の反応。
クエイヴォとBig Boiも共に悪くない評価。
ここでT.I様が2人に聞きます。
どうやらT.I様は「印象に残る言葉が無い」と感じていたようで、実際クエイヴォもBig Boiも答えられませんでした。
かっこええな、オイ!
でも、なんで審査員のお前が視聴者からのプロップス上げとんねん 笑
シカゴ編
シカゴ編では、オーディション前にルーペフィアスコと2人でアカペラのオープンマイクを観に行くチャンス・ザ・ラッパー。
「良い子がいれば今夜のオーディションに参加してもらおう」とか言うといて・・・
感動し過ぎたのか予選すっ飛ばして「LAに直行だ」と言い放つ!
そんあんアリ!?笑
そら一緒に観てたルーペもこの表情するわ。
本番であるシカゴ予選のゲスト審査員は「Twista」と「Royce da 5’9″」。
シカゴ編の審査は他の回よりも辛口じゃなかったし、本当の意味でオーディション番組って感じ。
たとえば赤ちゃんの首をぶら下げたイロモノっぽい子にも
ちゃんとアドバイス送ってるんだ↓
とにかくロイスに惚れる。
ゲスト審査員としては一番しっかりやってんちゃうかな。
こんなちゃんと審査してくれたら落ちても参加する価値あるやろーなぁ。
個人的には審査員から高評価でテンション上がってる大学生の子に対して「ちゃんと卒業はしろ」って言ってたの良かったな。
見所2:審査員のプロフェッショルさが垣間見える
いやまぁ、審査員やから当たり前やねんけど、言葉の節々に「あぁ、やっぱプロフェッショナルやなー」と感じる部分があって、それが面白いんよなー。
たとえばCardi Bがゲイのラッパーにしつこく覚悟を問うシーンがあるんやけど、その心は「絶対邪魔する奴おるから大変やぞ」と。
彼女自体、HIPHOPっていうマッチョな世界で、しかもストリッパー上がりっていう事もあって身に染みて大変やったからこその発言なんやろうな、とか思ったり。
ってかCardi Bは判定出す前に、覚悟を問うようなシーン多いねんな。
この番組観てCardi Bのファンなった。愛嬌の塊!!
あと、「Muder」というワードを連呼している参加者のリリックに対して、チャンス・ザ・ラッパーは「痛みを表現するのは良いけど、不快にさせなくて良い」と発言していて、Cardi Bも茶化したように「白人が怖がる」と言う一方で、T.Iは「自分のリアルを歌っていて、その結果白人が怖がっても問題ない」という趣旨の発言をしていて、その辺のスタンスの違いも面白いし、どっちが正しいわけでも無い。
見所3:審査方法がライブ以外もある
これまだ観てへんねんけど、サイファーやらPVでの魅せ方?とかの審査もあるらしい。
ってか、ここまでほとんど参加者に触れてないけど、参加者もすげえ皆んなラップ上手いし個性的やねんけど、それにも増して審査員が観てて楽しいっていう 笑
もう、ちょっとスクショ撮るのめんどくさくて貼らんけど、一番期待してるのは1話目の後半に出てくる「オールドマン・サクソン」っていう30歳のラッパー。
あと!ニプシー・ハッスルも出てくるぞ!!
R.I.P.
とりあえず今すぐNetflixで「Rhythm + Flow」観よう!!
俺も今から続きのサイファーラウンド観る!!