ジャパレゲに詳しくない俺のオススメのジャパレゲ作品

まとめ By ككل ككل
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タイトル通り普段日本語ラップしか聴いてないんで、レゲエの知識全くないから「このリディムがどう」とか「こうこう、こういう時期の作品で〜」とかっていう知識は全くないけど、とりあえず好きなジャパレゲの作品を紹介します!笑

基本的に日本語ラップしか聴かへん俺がハマるぐらいやから、同じように普段日本語ラップしか聴いてへん人も好きになってくれると思う 笑

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S.K – 零- ZERO-

主張が苦手な人もいるかもしれんけど、低音のダミ声にバチっと堅いライミングは日本語ラップのヘッズが聴いてもシンプルに「かっこいい!!」と思う筈。

聞いてみてよ、ホラ!『零-ZERO-』、めっちゃかっこよくない!?

ちなみにこういう、右翼っぽいリリックを何かと差別と結びつけやすい人は、その対象が”国(政府)”なのか”人”なのか、人の場合は”どんな人”なのか、ちゃんと意識して聴いて方がいい。S.Kに限らずね。

個人的には、対象が国の場合は結構聴けたりするんやけど 笑

日本だって国の方針=国民の考えなわけじゃないしね。

差別はしない 誰でも分かるさ怪我すりゃ真っ赤な血が出るのは

鎮魂歌-レクイエム-

仮に自分の考えと真逆やったとしても、音に乗ってれば耳を傾けやすいっていうのも音楽のええとこやと思うし、「何でこういう主張をするんやろ?」と考えながら聴けるのもこれまた音楽の良い部分やと思う。

S.Kは所謂”右翼っぽい”内容の曲が多いんやけど、それと同じくらい背中を押してくれる曲も多くて、『悪あがき(なぜかApple Musicに無いし、YoutubeのMVもなくなってるっぽいけど)』とか、『Pride』とか聴いてると、めっちゃ元気出る。

「売れればなんでも良いんじゃない?」ってヒット狙ってる詩人じゃない

自信がないようなチキンじゃないからデカい相手にもビビっちゃない

PRIDE

俺もS.Kについて、、、というかレゲエについて詳しくないから認識が間違ってるかもしれんけど、一応ソロの音源を聴いた限りでは、どっちかというと音楽に関しては原理主義的というか、”ライブが命” ”Popなレゲエはクソ” “ルーツを大切にしろ”みたいな、日本語ラップで言うところのK DUB SHINEに近いもんを感じる。

たぶん今は「現場いかんリスナーが多くてもいいやん」とか「ポップス寄りのスタイルの何が悪いん?」みたいな多様性を受け入れる風潮の方が主流やと思うし、それはそれで全く同感やし分かるけど、結局どっちが好きかって言うたら、こういう主張してる人の方がカッコ良く見えるねんなぁ、、、でも俺そんな現場行かんけど 笑

まぁそれを”排他的”と受け取る人もいるかもしれんけど、HIPHOPとかレゲエの良さは、それぞれが自分のカッコええと思うもんを提示して、時にはBeefとかいう形で意見をぶつけ合うのが魅力の1つやから、こうやって自分のがイケてると思う事を突き通すアーティストは絶対必要なわけで。

アーティスト全員がハードコアでも面白くないし、全員がポップス寄りでもおもんないし、そして全員がお互いに理解あるっていうスタンスでもおもんない。

ポップス寄りのレゲエがあるからハードコアなレゲエが映えるわけやし、逆も然り。結局のところお互いに持ちつ持たれつなんよね。

何が言いたいか分からんくなってきたけど、なんせとにかく、自分の主義・主張をストレートにぶっかましてくれるとこがS.Kの魅力やと思う。

THUNDER – REAL

THUDERのアルバムって単純にアルバムとしてクォリティー高いやんな!

ジャパレゲのアルバム通しで聴いた数少ないけど、ジャパレゲ好きからしてもそう思うやんな!?!?

なんちゅうか、振り幅が広いからアルバムぶっ通しで聴いても飽きひんっていうね。

たとえ適当に聞き流してても「前のあの曲と似てる」っての思うこと無いんよね、Thunder。だいたい適当に流してるとどんなアーティストもそう感じることあるのに 笑

そんでまぁ、メロディだけじゃなくてリリックもやっぱり良くて、ハードコアな曲はすげーカッコええし、メロウなんはメロウなんで刺さるしね。

そんなわけで一番好きなアルバムどころか一番好きな曲すら決めるのが難しい!!

しかし敢えて挙げるなら2ndの『REAL』かなぁ。いや3rdの『NEXT STANDARD』ええけど。両方ともシンプルに好きな曲が多いし。

いやね!でも、個人的には2ndの『Only My Girl』からの3rdの『断ち切れそうにない』の流れがめちゃくちゃ好きというか、せつないというか。

これからもこの先も隣に居ればいい気分で

この心は満ちて 幸せ噛み締めて生きれるEvery Day

Only My Girl

めちゃくちゃ幸せそうで「何ノロけとんねん!」と思った『Only My Girl』からの、、、

『断ち切れそうにない』。

断ち切れそうない お前と居たい

いつか2人で約束した未来でも

すれ違い 価値観の違い 思ってたよりも複雑な愛

断ち切れそうにない

俺が嫌いでも無いのにWhy?

断ち切れそうにない

お前に書く筈だったLove Songもまさかこんな形で

断ち切れそうにない

痛い痛い!やめてやめて!!

聴いてて心が痛すぎるわっ!!!

一応オチとしてはハッピーエンド?なんやけど、これはThunderの希望なんかな?それとも本当にハッピーエンドなん??

凄い気になる!!!

まぁ、この2曲自体フィクションの可能性もあるけどさ。

あと、2ndに収録されてる『Music Hustler』と3rdに収録されてる『ONE STORY』は、共にAPOLLOを客演に招いた曲なんやけど、その2曲の違いも好きで、

鼻で笑ってた奴らよぉ見とけ

Music Hustler

誰かが言った俺に「恵まれてる」って言った奴らはチャンスを見逃してる

Music Hustler

っていう、ギラついたリリックやったのが

あん時よりも明らかに幸せな場所で歌える今じゃ

ONE STORY

2ndの時よりThunderもAPOLLOも取り巻く環境がめちゃくちゃ良くなった事が曲聴いて分かるし。

あ、話逸れたけど、つまりThunderのこのアルバムが好き!!っていうより、2ndと3rdを1つの流れとして好きなんよね。

それこそ録音環境がアップしてると感じた事も含めて。

たしかNEXT STANDARD発売した時はYoutube広告にもやたら出てきてて、「うぉ!こいうプロモーションに金掛けれるようになったんやなー」とか思った記憶がある 笑

まぁずっと2ndと3rdの話しかしてへんけど、Thunderの曲で一番よく聴いてるのは1stに入ってた『CYAAN STOP』なんやけど 笑

進むOneway この道 Cyaan Stop

なんとなく見えてきた未来

懲りずに次を見つめてるYoungblood

してきた苦労は2倍

CYAAN STOP

いや、、、普段からレゲエをチェックしてないから知らんで、知らんけど、なんかThunderってコンスタントに音源リリースしてるイメージあるから、きっと1stで歌ってるようにCyaan Stopで動き続けてるんやろなぁと。

そういうの、かっこいいやん。

現在の行動で過去の曲の説得力がより強固になるっていうね。

CHEHON – Seaview Garden

『Seaview Garden』はもうね、アルバム全体通してクソエネルギッシュでめちゃくちゃ元気出るねん。

いや、俺はそもそもChehonすらそんなアルバム聴いたことないぐらいレゲエ知らんわけやけど、それでもこのアルバムと『Road to island』はめっちゃ聴いた。

仕事行きたくないときは『STILL WORKING』で無理やりやる気出したり 笑※ちなみに日本語ラップで言うとG.CUEとPitBull Fighterの『働け!』もめっちゃ仕事のモチベアップなるよ 笑

だから『Road to island』も好きやねんけど、このアルバムの最後に収録されてる『SAYONARA JAPAN』聴いてから、ジャイマイカ修行後に発売された『Seaview Garden』聴くともう、なんかただただ凄いな、と思ったよね 笑

挑戦は辞めないまだまだ 当然さWE ARE STREET HUSTLER

そこで勝負してやると決めたから しばらくの間SAYONARA JAPAN

SAYONARA JAPAN

最近で言えば、キャリアに胡座をかかずにHIPHOPのフィールドでフリースタイルバトルに出たりさ、まさに”CHALLENGER”ですやん。

流れるこの血と力で切り開いてく死ぬまで

半端な心で情熱をまた失くしてしまわないように

Yellow Badman

最初に書いたように、このアルバムが好きな大きな理由は「クソエネルギッシュやから」って一言で説明が済んでしまうんやけど、エネルギッシュなだけじゃなくて『This Life』とか『4Ever』のように、生きてる事の素晴らしさを改めて感じる曲もあるし、なんせポジティブな気分になりたい人は絶対聴いた方がいい。

Ricky-G – Life is Wonderful

そんな知らんけどRicky-Gいいよね。

『Life is Wonderful』めちゃくちゃ好き!!

でもアルバムより『A song of freedom』『starz』が収録されてるからEPの方がよく聴いてる。

まじでRicky-Gの歌声は心癒されるわー。

ジャマイカ行ったことないのにジャマイカを感じるよね 笑。ジャマイカっていうか、南国の空気感というか。

DIGITAL NINJA 774 – 手裏剣乱れ打ち

トラックメーカー774のMIX CD。

収録されてる曲は全て自身でトラックを制作したオリジナル楽曲でBOIL RHYME,JAGGLA,GAZZILA,NINJA MOB,紅桜とか、関西のラッパーもちょっと入ってるけど、基本的にはレゲエの楽曲。

上に挙げたS.KやThunderの楽曲も入ってるし、J-REXXXやNG HEADとかレゲエのあんま知らん人にも馴染みのあるアーティストの楽曲も入ってるし、満足度高い。

てかさ、毎回MIX CD聴くたびに「あれ?最初この曲聴いた時何とも思わんかったけど、改めて聴いてるとめちゃくちゃヤバイやん!!」って思う曲あったりせえへん??

俺にとってはまさにPersiaの『炸裂』がそうやってんけど。このMIX聴いてから全然聴いてなかった1stよく聴くようになった 笑

曲数も多くて短い時間でどんどん曲が切り替わるから馴染みのないアーティストの曲でも飽きずに聴けるし、ボリュームも丁度良くて単純にMIXとしてもクォリティー高いと思うねんなぁ。

全くレゲエ分からんけど、ちょっと聴いてみようかなって人は、誰かのアルバム聴いてみるよりもこのMIX CDが一番とっつきやすいと思う。

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カテゴリー:まとめ

ككل

ككل

人生で初めて買ったCDは般若の「おはよう日本」という変人。圧倒的な文章力の無さは勘弁してください(あと誤字脱字)。ついでに言うと定期的に更新してないんで文体も毎回変わってると思う。