最近謎に演歌やら歌謡曲にハマり出してるからなのか、不意打ちのように湧いて出たこの曲。
しかも最近の曲っぽい。
LGYやって・・・なつい。しかし残念ながらYoutubeのオススメ全く機能してへんねやけど。
ってかLGYってLGYankeesとかって名前になったんじゃなかったっけ??戻ったん?
さらに思い出すと、S.T.Mの誰か知らんけど
俺らヤンキースよりかはドジャーズ派
Target – S.T.M
ってライン聴いてうまい!っと思ったんやけど。いや、うまいというか、ほんま何でヤンキースなんやろ、と。
LGYはKOZしか知らんけど、そのKOZも気づけばいなくなり、S.T.M自体はそもそも知らんねやけど、今何してるか検索してみたら
5年前のは見つかった。しかしこうやって今のLGYと並べてみると違いが分からん。ってかむしろ今のLGYの方がラップっぽいという事実 笑
さらに遡って2012年。
KOZの存在がデカかったのか何なのか、こっちのがHIPHOPの曲っぽい。
- 話は戻ってLGY1
- 童子-T2
- こっから2ndアルバム『童夢』の話
- 2曲目:ファンファーレ
- 3曲目:勝利の女神 feat.加藤ミリヤ
- 4曲目:Sky Triple Dancing feat LITTLE
- 5曲目:東京童夢
- 6曲目:言葉はじくプロ
- 7曲目:男一匹 feat. HI-D&AKTION
- 8曲目:HOLA? feat. DJ OAIS&K DUB SHINE
- 9曲目:You May feat.YAMAKOU
- 10曲目:Route16feat.LITTLE,Kayzabro,GDX&BIG RON
- 11曲目:蜃気楼第二章
- 12曲目:甘く危険な香り feat. Soul Tribe Connection
- 13曲目:アイノカチ feat. KREVA
- 14曲目:実りある人生を
- 15曲目:ここでこうして
- 全体的な感想
話は戻ってLGY
いやでもさ、LGYのJointed 2 Homiesは今聴いても凄い良いアルバムで、まぁその後は知らんけど、これは普通に好き。
探したけど配信してるとこないっぽいな。勿体無い・・・
なんか調べたら『RYOが脱退』って書いてたんやけど、最近の曲ではそのRYOがLGY名義でHIROに向けてラップしてるっていう
今どういう状況?
戻りてぇ西海岸だった頃
Dear Homies – LGY
戻って欲しい西海岸だった頃。
童子-T
童子-Tは現在は何をやっているのか。
ちなみにYoutubeで『童子-T』って検索してアップロード順に並べたら出てきたのはコートジボワール人のラッパーDEFTYによるカバー 笑
でもめっちゃくちゃカッコええねんけど 笑
特に後半のフランス語で畳み掛けるラップやばい!言ってる意味は全然わからんのやけど。
いきなり話が逸れたけど、HIPHOP聴きはじめた頃は結構童子-T好きやったんやけど、前に「何してんねやろ?」と思ってYoutube開いたら郷ひろみとの曲出てきて、切なくなった 笑
いや、別に郷ひろみとやってる事がどうこうじゃなくて、バーター感やばすぎ て
そしてリリックもリリックでひでぇ…
出会った頃の僕たち 男の子女の子
突然目の前に舞い降りた 一瞬で恋に落ちた
それはまるでジェットコースター 会うたび鳴り止まないアンコールが
君だけをOoh いつまでも ありがとう Ooh これからも
郷ひろみ – 君だけを feat 童子-T
おい・・・これはいくら何でもやろ。
元アトミックボム第三の男・・・
童子-Tがアトミックボム離れてちょっとPOP寄りな活動になった時さ、K DUB好きやけど「いやそんな批判せんでええやろ」と思ってたよ。
だって路線は変わったけど『Better days』とか良いと思うもん。
もちろん、俺も童子-Tこんな路線は好むところじゃなかったけど、単体で聴いたらふつーに良い曲やと俺は思う。
個人的にはその前の2ndアルバムの『童夢』も好きやったし。
こっから2ndアルバム『童夢』の話
まぁ、正直『Sky Triple Dancing』はちょっと無理してる感あってダサいなとは思ったよ。
思ったけど、アルバムの中にこんな曲一個あってもええかとは思う。(無い方がいいけど)
その他の曲は渋くてカッコよかったもん。1stはマニアックな黒さがあったけど2ndは童子-Tの渋さを残しつつちょっと明るめやし、この路線で完璧やと思ったよ。
『東京童夢』みたいなノスタルジックな曲とかさぁー…あ、全曲書くか。
1曲目:手ぇあげてけ
まずタイトルどうなのよ?ってのは置いといて
YO!YO!手ぇ挙げてけ YO!YO!YO!手挙げてけ YO!YO!YO!YO!手ぇあげてけ
童子 – T – 手ぇあげてけ(HOOK)
凄いやろこのHOO!!童子-T舐めんなよ。
まぁこれはイントロのようなもんやからなノーカウント。
文字に起こすとバカっぽいけど実際はそんな事ない。
2曲目:ファンファーレ
まぁこっからがアルバム本番みたいなもんやから。
まだ止まんじゃねぇ そこで終わんじゃねぇ
童子-T – ファンファーレ
これで上がんだぜ 鳴らせファンファーレ
オー!オオーー!オオー! Dont’ Stop
・・・これも文字起こしするとアレなのは否めんけど、実際リアルタイムで聴いてた時は「うおおカッケー!」ってなってた 笑
3曲目:勝利の女神 feat.加藤ミリヤ
ぶっちゃけ当時の童子-Tは地味やったから女性シンガーの華やかさはめちゃくちゃ重要やったわけで(少なくとも個人的にはそう思ってた)。
特にアルバムとして長時間聴く分には、女性シンガーとか客演おらんと作品通して聴くにはちょっと辛いラッパー部類のやと思う。
たぶん本人もそれわかっててその後シンガーをバンバン入れてたと思うんやけど、いつの間にか童子名義やのに童子-Tのがシンガーのバーターみたいになったよね。
あ、この曲は「せつなぁーい」みたいなんじゃなくて普通にカッコいいよ。
4曲目:Sky Triple Dancing feat LITTLE
ど頭から
1(ワン!)2(ツー!)3(スリー!)4(フォー!)
童子-T – Sky Triple Dancing feat LITTLE
ガン(ガン)ズン(ズン)グイ(グイ)上(昇)
っていう「今までこんなの聴いたことないで」っていうアンバランスな掛け合いから始まるこの曲….
ある意味人生で一番衝撃受けた曲かもしれん。聴いてられへんくて一旦再生止めたもん 笑
いや、もしかしたら童子-Tの曲を聴いたことが無い人からしたら「そこまで言うほどじゃないやろ」と思うんかもしれん。
だけどさ、前のアルバムで
新聞賑わした少年A それじゃあ将来は当然ねぇ
童子-T – 少年A
だから後がねぇ条件で 札束掴み頂点へ
闘い放棄すりゃ下降線 信じろ自分の可能性
童子-T – 世界はお前の手に
とかクールにラップしてた人が
「グングン上昇♪」
ちゃうねん。分かる?この衝撃。
当時中学生の俺はこの曲聴いて確信したよ「アンダーグラウンドなイメージやと売れへんから明るいイメージつけたいんやな」と。
たしかに1stは暗すぎて当時中学生の俺にはなかなかカッコよさを理解するのが難しかった。
だから、この2ndに収録されてる3曲目までの流れは聴きやすかった。
でも、これは流石の俺も「え?」って思った 笑
路線変更するにしてもこれは流石に力技過ぎるというか….むしろこの曲がKダブからDISられへんかったのが凄いなと当時思ったよね 笑
もしかしたらすげー若い子が見てるかもしれんから一応補足しとくと、たとえばUZIがいきなり↓こんな曲をやる感じかな?
いや….違うな。今想像してみたけどこの曲にUZIが客演で入ったらめちゃくちゃカッコ良くなりそやな。
例えようが無いから実際聴いてみて!聴いたら童子-Tの他の曲聴いたことなくても分かる。
「この人、めっちゃ無理してるやん」ってなるから、絶対。
5曲目:東京童夢
『童夢』が名盤ってことを紹介しようと思ったけど、『Sky Triple Dancing』DISり過ぎて今のところあんまり褒めれてない気がするな。
でも、この時は別に童子-Tのスタイルに対して何も思ってなかってん。
ただ、「事故ったな」と思ったぐらいで。
話を『童夢』に戻すと、この作品はこっからの巻き返しエグいから!
この曲は童子-Tがラップを始めた頃からインディーズデビューまでを唄ったノスタルジックな曲。
いずれは載ってやる雑誌のカバー でもこの頃モノマネまるであっちのカバー
童子-T – 東京童夢
みてぇなラップばっかだった みんな若かった
そして客席いつもまばらだった そこが俺らの宝だった
落ち着いたトラックで淡々としてるだけやのに色気あるんよなー童子-Tは。
さっきの曲とのテンションの落差がエグい。
6曲目:言葉はじくプロ
そもそも『言葉はじくプロ』って表現がカッコよくない?
セルフボースティング系の曲。
固い韻でバンバン踏んでタイトなラップを披露してる童子-T。この安定感も魅力。
あと久しぶりに聴いたけどHOOKの
問答無用な不動なスタイル
童子-T – 言葉はじくプロ(HOOK)
今この時代2006年に浮上
このフローが癖になるなぁ、と思ったら・・・
調子良い今夜走るFlow
童子-T – 言葉はじくプロ
自分で「調子良い」って言うてたわ 笑
7曲目:男一匹 feat. HI-D&AKTION
この曲は改めて聴いてみたら特に言うことが無い 笑
悪い曲では無いけど特別心に残る曲でもないっていう。
この曲と直接関係ないけど、HI-Dは国内のシンガーの中で圧倒的にヤバいと思ってるんやけど、一般的に有名じゃないんかな?っていうのはずっと謎。
地上波出まくってエグザイルみたいになっててもおかしくない感じすんのに。
俺が知らんだけで一般の人にもめちゃくちゃ有名なんかな??
音楽的な手法はわからんけど、HI-Dのあの”タメ”めっちゃカッコよくない?
未だにZEEBRAとのGirlfriends聴く。
8曲目:HOLA? feat. DJ OAIS&K DUB SHINE
アトミックボムクルー・シリーズはめちゃくちゃ中毒性あって好き。
レストランとブランドジュース手を出す
童子-T – HOLA?(童子-T Verse)
またビル1個建つ ボムレコ発 ヒット飛ばす
チャート独占トップ10週残る バカンス惑星宇宙旅行
夜は料亭かがみCEOと 続く忙しい日々もっと
まさかこの後、チャート独占どころかシーンから消えて、料亭行く予定やった各務CEOと割れた上にアトミックボムが倒産するとは思って無かったやろうな 笑
地球で設立したゲーム会社があり得ない事をすげえ具体化し
童子-T – HOLA?(DJ OASIS Verse)
作ったマシーンはくそハイスペック ファミ通で1位になる毎集計
一方でゲームオタクっぷり全開のDJ OASIS・・・癒される 笑
宇宙規模でビジネスする時代になってもファミ通は残ってる予定なんやな 笑
いずれカガミコウタ国際空港 パイパス5車線両側通行
童子-T – HOLA?(K DUB SHINE Verse)
このカリスマ性まさに宗教 世界中ケーダブTシャツ流行
この曲はケーダブ優勝 笑
『完全勝利』の下手やけど癖になるHOOKとか、ノスタルジー全開の『ほんとあの頃が』とか、アトミックボムクルーの曲ハズレないんよなぁ。
いつかまた3人で曲やって欲しい。もちろん緩い感じの。
9曲目:You May feat.YAMAKOU
・・・・YAMAKOUめちゃくちゃラップ上手くね?
10曲目:Route16feat.LITTLE,Kayzabro,GDX&BIG RON
いんやもう、メンツが凄い!
童子-T自身がウェッサイ勢と繋がりがあったことにまず驚いたし、LITTLEがこのマイクリレーにおるのも面白い。
童子-T→渋い
LITTLE→最高
Kayzabro→良い意味でいつも通り
GDX→空気
BIG RON→HOOKのみ
て感じ。
(だんだん感想書くの疲れてきた)
11曲目:蜃気楼第二章
ある意味思い出の曲。
MTVで聴いてシングル発売時のCM観て欲しすぎて、丁度修学旅行の時期やったから、わざわざ修学旅行先の沖縄でひたすらCDショップだけ探しまくった記憶。
そして当然見つからんかった 笑(結局地元で買った)
もうねー、個人的には少年Aより名曲やと思ってるんやけど。
「俺のせいじゃねぇ」言い訳隙間に埋める イラつく思いどこに向ける?
隣のあいつをいつ抜ける?今日は目伏せて通りすり抜ける
童子-T – 蜃気楼第二章
もう全体的にリリックが良くて・・・感情がめちゃくちゃ伝わるからHOOKがシンプルやのに染みるねん。
今掴めなくても それじゃあ遠回りでも
後悔だらけでも笑って言えりゃいんじゃねぇの?
童子-T – 蜃気楼第二章(HOOK)
しーぶーいー。
12曲目:甘く危険な香り feat. Soul Tribe Connection
セクシー童子-T。
よく知らんけど、シンガーの女性もこれまたセクシー。
改めて聴いたら童子-T、無理して露骨にPOP寄りにせんでも売れそうな引き出しいっぱいあったやんけ。
13曲目:アイノカチ feat. KREVA
なんかのインタビューでKREVAが「童子-Tから依頼あったから最初ゴリゴリの奴作っていったらメロウなのが良いって言われた」みたいな事言ってたけど、KREVAやっぱ天才かよ。
この曲もすげーいい。
でもゴリゴリのも聴いてみたかった。
14曲目:実りある人生を
初めて聴いた時泣きました。
(当時中学生やったけど 笑)
ラッパーのパパソングで一番好きかもこの曲。
改めて聴くとさ、情景の描写力半端ないねんて!
時間が慌ただしく流れる中新しく
童子-T – 実りある人生を
優しく照らす光嬉しくて
そりゃやる気も出るぜ上見るぜ
名前は悩んで調べた画数 産前産後色々学習
童子-T – 実りある人生を
仕事から帰り毎日話しかけた 眠るママにそっと毛布掛けた
だんだんとお腹が大きくなる 期待と不安も大きくなる
とかさ。
うん、やっぱり改めて聴いてもじーんとくる。そんで、前の嫁さんとの思い出と想いを唄った『アイノカチ』がこの曲のフリとして効いてる。
(しつこいけど、こんな綺麗な流れ作れるのに何で「東京童夢」の前に「Sky Triple Dancing」なんて曲持ってくるんや・・・)
でも、中学生の時は泣いたのに今は泣いてないって事は、当時より感受性は確実に鈍くなっとるな。
15曲目:ここでこうして
アウトロ的な曲。
「これからもラッパーとしてやっていくぜ」みたいな事をしんみりとラップしてる曲。
全体的な感想
それまでカッコいいけど、「ザ・アンダーグラウンド」みたいな土臭ーい感じのあった童子-Tに小綺麗なイメージを持つようになった作品。
一部「無理しすぎやろ」と思うような、後の童子-Tに繋がるような曲もあったけど、個人的には一番童子-Tの良いところが出てると思ってる作品。
別に後の童子-Tのスタンスを批判してるわけじゃないし、むしろ嫁と子どもおって売れへんのにこだわり持ち続けて家族に負担かけてるラッパーよりは人間的に素晴らしいと思う(そんなラッパーいるか知らんけど)。
でも、人間的な素晴らしさと音楽的なカッコよさは関係ないからな。
ミュージシャンの辛いとこ。
でもさ、前に挙げたLGYもそうやけど、前のスタイルの新作を聴かして欲しいという想いがあるから、今のスタイルを小馬鹿にしてしまうんやけど、こうやってずーっと聴ける作品があることは凄いし、なんかもう「ありがとう」って感じ。
LGYの『Jointed 2 Homies』と童子-Tの『童夢』をもしもまだ聴いたこと無い人が居たら聴いてみて。
思い出補正がだいぶ掛かってるかもしれんけど、今初めて聴いても良いと感じると思うから(たぶん)。
両方とも配信ないっぽいからCD買ってもらわなあかんのが唯一の難点やけど。
ちなみに最近毎日のように聴いてるのはベタですがこの曲です。