その昔、DABOはたしかに格好良かったんやで!っていう話

アーティスト By kkl kkl
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今年からようやくSpotifyを使い始めた。

買う予定のなかった曲をつまみ食いするのに便利なものの、あらかじめお目当てのアーティストがいないとチェックしづらいですね 笑

まぁそんなSpotifyでDABOの新譜「NANA E.P」を聴いた。

長い沈黙を破ってようやく出たDABOのE.P(もう発売してから結構経ってるけど)。

昔の俺なら確実に速攻CDをゲットしてた筈やのに、どうしてこんな事になってしまったのか….

その「NANA E.P」を聴いた感想としては、曲自体は決して良かったわけではないけど、あのDABOが色々と「新しい事にチャレンジしている」という点ではなんか感動したし、素直に応援したいと思った

近年ではtwitterで底の浅さが露呈してる感のあるDABOやけど(俺もSNS見るまでずっとDABOの事賢い人やと思ってたもん 笑)、日本語ラップ史には間違いなくDABOの光輝く時代があったし、SNSを見てDABOの事を「なんやこの痛いおっさん」みたいに思ってる若い子たちには是非知っておいて欲しいな、と。

あとせっかくの名作がSpotifyで配信されてなかったので、過去作こそ配信せんかったらDABOの名作を若い子らが聴く機会ないやんけ!と思ったのも理由の1つ。

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たしかにオシャレ=DABOの時代があったんや!

やっぱり年を重ねれば、フローもリリックもラップスタイルって変わるもんやけど、過去のDABOの名曲たちは今聴いてもめちゃくちゃかっこいい。

一般人が「これってHIPHOPでしょ?」って思うパブリックイメージをまんま体現していたのがDABO

勿論、ZEEBRAも分かりやすいほど分かりやすかったんやけど、なんてゆうかDABOは”USのラッパーと遜色なかった”というか….分かり易く言うと洋楽のプレイリストにDABOの曲が混ざっててもわからんぐらい

かなり控えめに言ってもイケメンじゃないのに、そんなDABOのMVを見て「かっこいいなぁ」と素直に思ってた。

振る舞いかたも含めてカッコいい。

まぁ自分で

誰もがぶっとぶ三銃士 From NITROイケメンズ

3 ON THREE(三銃SH*T)/NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

って言って勘違いするぐらい人気あったんやから。

今なら「顔面でSUIKENとS-WORDと横並びになれるわけないやろ!」って思うけど 笑

ちょっといじったけど、顔に関してDABOはブログで良い事言ってる

過去の作品を振り返ってみた

ってことで、新作の「NANA E.P」を聴いてから過去作を振り返ってみた。

聴いてみて改めて感じたことや当時の思い出などをつらつらと。

Platinum Tongue

DABOの事を”USのラッパーと遜色なかった”って書いたけど、実際Def Jam JAPANの第一弾アーティストやからね。

この1stアルバムは日本語ラップのクラシックやろ、間違いなく。

簡単にこのアルバムを説明すると”超絶スキルを駆使した俺様ソング”の連発。

聴き心地”という点ではこのアルバムを超える作品はパッと思いつかん….知らんうちに体揺れる 笑

良い意味で”引っかかりが無い”のでBGM的な聴き方もできるし、とはいえリリックを意識をすると「面白い!」って思う言い回しがある。

リリックが深いわけではないけど言い回しが良い。(←ここ重要)

どういう事かと言うと普通の言葉を「こんな言い方でカッコよくするの!?」っていう。

たとえばDef JAMのことを敢えて

“D-e-fなJAM”

って言ったりね。単純で今ではそんな珍しい言い回しではないけど、こういうのをちょくちょく入れてくるんよね。

Dから順に追ってA-B-O

拍手喝采/DABO

とか。

まどろこっしいけど、カッコいいのよね、イチイチ。そういう格好良さ。

バイバイデカくて小さいBad Boy

牛肉2パックがサグの代償

徒然草/DABO feat HUNGER,MAACHO

とかもシンプルやけど、”Beef”と”2pac”が掛かってるわけで。書き出して気づいたけど、最後の”代償”って”デカくて小さい”にも掛かってる!?もしかして。

こんな感じで当時はただただ「カッケー!」と思ってたわけやけど、改めて聴き直すとツッコミができる余地もあってユーモアも詰まってたよね。

例えば”PLATINUM TONGUE”って曲のHOOKではSUIKENのリリックに掛け合いでDABOが入るんやけど

クチがブリンブリンBaby (ゴージャス!)

繋ぐBig Pimpin’ Baby(恐喝!)

積み上げる金品Baby(悩殺!)

グリーンピースにんじんBaby(強奪!)

PLATINUM TONGUE/DABO feat SUIKEN

いや、SUIKENの最後の“グリーンピースにんじんBaby”って何やねん!

そんでDABOも「強奪!」とちゃうねん、意味わからん 笑

当時は普通に「二人の掛け合い最高!!」ってなっててスルーしてたよ。

DABOのリリックは”言葉遊び”であってそれ以上でも以下でもない。

でもそれをカッコいいと思わせる”言い回し”や”Flow”で曲に昇華させているところが魅力なわけで。

あんまり長くなると、この作品だけで記事終わってしまうので次行きます、次!!

HITMAN

後にMSCとのビーフに発展する事になった問題の2nd。

ビーフの話は後回しにして、全体的な感想で言うと前作のようなBounce系というか、首が振れるような曲が減った

先行シングルであった”恋はオートマ”も、軽快でイケイケなラップをDABOに求めてた当時の俺は「この曲どこがいいん?」と思ったもの。

実際今聴いても全く良さがわからん 笑

とにかく前作と比べると全体的にパッとしない。

勿論、同じくアルバムからのリード曲”場外ホーマー”なんかDABOらしくて好きなんやけど、アルバムとして見ると、もともと深いリリックがウリなわけでもないのに首が振れる曲も減って「誰得やねん」と

一体どの層をターゲットにしたのか、知りたくて検索したら手がかりが。

いい感じにヒットしたいなーというのがありましたね。1回売っておこうというか、まあ売れることに挑戦してみようという意味での“HIT”って感じ。もちろん、気持ちの悪い擦り寄りとかはなしに、純粋にヒップヒップとして、今までの俺のスタンスで何が売れるだろうっていう挑戦ですね。それでとにかくラブソングをやろうと。

https://www.barks.jp/news/?id=52292436

うーん、売り上げとかは見てないけど、Platinum Tongueって売れたんじゃないんかな??

それとも目指すとこがもっと上なのか。とにかく売れる=ラブソングってのは安直やな、と。

まぁ当時は、っていうか結構最近までJ-POP層にはとりあえずラブソング歌ってりゃある程度の評価は取れてたみたいやしね。

自分ではハードコアの部類に入るヒップホップの人だと思っているので、1stアルバムは荒削りなDABOを見せるのが先決だろうというのがあって。1stはハードコア2ndはラヴソングっていう風な流れが俺の中であったんだけど、まあいきなり2ndアルバムに繋がる最初のシングルがラヴソングっていうのもイヤだったんで、アルバム全体を覆っている殺し屋と野球のイメージから、まず野球のイメージで最初にシングルを切って(「D.A.B.O./場外ホーマー」)、2枚目でラヴソングという風に、シングルから狙い済まして出していったと。

https://www.barks.jp/news/?id=52292436

その結果、HIPHOPを聴かない層へどれだけ知れ渡ったのかは知らんけど、ヘッズ側としてはえらく肩透かしをくらったわけで。

しかしまぁ日本語ラップ史でいうと、この作品が世に出たおかげでMSC(MS Crew)とのビーフに発展して彼らの足がかりになったのも事実

理由は要するにリアルをウリにしているMSCが、銃持ったジャケ写や免許持ってないのに”恋はオートマ”っていう曲出してるDABOが気にいらんかったと。

MSCより前の世代から”リアル”って言葉は使われたように思うけど、たとえばZEEBRAなんかも現実よりだいぶ誇張してて、それはそれまでのHIPHOP的には”アリ”な誇張表現やったんやけど、MSCはとにかく”実体験に即したもの以外認めない”っていう、かなり徹底した思想を持ってた。

まぁだから、当時のDABOがPVで銃をぶっ放したり、ジャケで銃を構えてたりしても、きっと当時のHIPHOP的には”アリ”やと思ったんやろうし、あんまりそこにツッコミを入れる人もいなかった。

そこに初めてツッコミを入れたMSC。

DABOがギャングスタラッパーを自称した事は無いと思うけど、”っぽく見せてた”というのは事実で。それが本物の不良にめくられるきっかけとなったビーフ。

結局、アーティストであっても”イキってる”と思われたら誰かしら文句言ってくるのが不良の世界のわけで、「そこはラップの世界やから」という言い訳は通じない。

不良は不良としての格下にうるさい 笑

とはいえ、だからこそラッパーの吐く言葉には重みがある、と思う一方で例えば

”自家用ジェットで〜”

とかリリックに入れて本物の金持ちから「嘘つくな!」ってクレーム入るようになったらいよいよ終わりやなーとは思ったりする 笑(それはちょっとおもろいけど 笑)

どこまでが誇張でどこまで嘘かってのは個人差があるから難しいけど

まぁしかし、だいぶ後の方やけどBESの”ONE DAY”とか聴くと、そういう世界で生きてる人にとっては面白半分で済む話じゃないよな。

一般人の俺らとしては完全にフィクションの世界過ぎるけど。

Real という奴も PVでバーン
危ねえな、もう開き直り
気づけば度を越した、ただの居直り

勘ぐりと瞑想と困惑/BES

話をDABOに戻すと、当時のDABOのラップに対するスタンスを象徴するような発言があった。

ユーモアはやっぱり忘れたくないですね。もう慣れっこで無意識になってますけど、でも基本的には意識してると思いますよ。“軽口”っていうか「イヤイヤ、そんなつもりじゃなかったんだよ。冗談冗談」みたいな、そんなつもりないよっていうのを俺は絶対入れたくって。

https://www.barks.jp/news/?id=52292436

MSCとスタンス違いすぎて笑った。でも、この”軽口”こそDABOの良さだったりする

DIAMOND

前作”HITMAN”での「これじゃない感」を見事に払拭してくれた3rdアルバム

「これよこれ!この軽快なラップが聴きたかったんや!」っていう。

レゲエに詳しくない俺でも当時は”CHOZEN LEE”が客演っていうの見て「このチョイス、やっぱDABO分かってんな!(←何もわかってない)」と思ったものである 笑

あと「めちゃくちゃリリックがパーティ系やけど、”カルナバル”ってどういう意味やろ?」と気になって調べた結果、”カーニバル”の事だと知って「DABOさんイチイチ使い言葉がオシャレー!」って感動したの覚えてる 笑(もともと”謝肉祭”って意味らしいです)

特に聴き心地という点では”ワカホレ(Get Busy)”とか今聴いても最高過ぎる。

でもまぁ良くも悪くも当時は”おそうしき”が話題になってたんやけど、今聴くと全然面白くないな 笑

DABOはこの曲でMSCにアンサー返してるんやけど、当時の俺は「MSC?誰それ?」っていうレベルだったので、DABOのバースよりも般若に対して「Kダブ好きやからそんなDISらんといてや!」ってなったの覚えてる 笑

ちなみに俺が人生で初めて買ったCDは般若の”おはよう日本”なのである 笑

6bullets

3rdと4thの間に発売されたミニアルバム。

緩急自在なラップで相変わらず「ラップクソ上手いなぁー」と、ただただ脱帽。

特にDABOに思入れが無いに勧める機会があったら(そんな事あるかわからんけど)このミニアルバムくらいの短さのやつが丁度良いと思う。

たった6曲にDABOの魅力が詰まってる

THE FORCE

この頃から「あれ?DABO変わった??」と思い始めた。

個人的にだだズベりだった2ndの”HITMAN”は、敢えて違う方向性で攻めただけで、収録曲の中には”いつものDABOらしさ”があったからスタイルとしては変化してないのは分かった

でも、この4thに関しては確実に違う。

まず、今までも上から目線やったけど、とうとう神目線になった 笑

暁に我微睡む

眠りの子宮から世界を臨む

我の名はそう 神の神子なり

深く瞑想 朝焼けを待つ oh

暁/DABO

THE FORCE 我を包みし波動

THE FORCE 我が胸宿りし野望

THE FORCE 天翔ける意志 Mi Amor

The Force/DABO

一人称が”我”になってますがな。

リード曲だって

”おはようジパング”

とか、「おぉ、DABOレベルになると国単位で”おはよう”を呼びかけるんか」

みたいな 笑

まぁ初っ端から多少おちょくったけど、今までは「きっと本人はこれはリリックを聴かせたい曲なんやろーけど、スキップ!!」ってやってたのに、このアルバムに入ってる曲はリリックもちゃんと聴けるようになった。

メロウな曲でもちゃんと聴こうって気になる。

リリックに深み・・・というか、ただの言葉遊びのレベルじゃなくなったっぽいぞ!と。

そして相変わらず小難しい事を考えずに首振れるような曲も多いし….もっと評価されても良いと思うんよね、このアルバム。

DABO PRESENTS B.M.W.vol.1 BABY MARIO WORLD

ソロアルバムというよりは、”コンピレーションアルバム”という位置付け。

もう、DABOじゃないと実現せんやろ!っていうぐらいの超豪華メンツ客演に連なった名前見ただけで鼻血出るレベル

MACKA-CHIN/DELI/KASHI DA HANDSOME/BIG-O/KGE/B.D/DJ HAZIME/DJ WATARAI/RYUZO/EQUALという馴染みの面子に加え、

MURO/ZEEBRA/TWIGY/MUMMY-D/GOCCHIといったレジェンド級のDABOの先輩方、

地方の重鎮には大阪からMISTA O.K.I、名古屋からはMr.OZ、

フリースタイルキングの晋平太、

当時勢いにノッっていたANARCHY/SEEDA/BESといったフレッシュな面子、

更にニューカマーとしてSIMON、

他にも”マボロシ”の竹内朋康 /TARO SOUL/COMA-CHI/JAY’ed/DJ-KENBO、

レゲエサイドからはPushim/PAPA B

そして何と言ってもヘッズを驚かせたのはKREVAの参加

でまぁ、意気揚々とCDを再生した結果したものの

「・・・辛い。しんどい。客演が勿体無い」っていう感想 笑

いやもう、まずDABO本人のラップが聴いてて辛い

BPM早めなビートで軽快なラップ聴きたかったのに、それこそANARCHYとかSEEDAなんかそういう勢いのある曲得意やのに・・・勿体無い!

特にSEEDAの参加した曲なんかHOOKめちゃくちゃ単調やのに長い!PAPA Bの無駄遣い過ぎる。

「もしかして客演陣の普段と違う一面を見せたいんかな?」と思うことにして聴いたけど(BLASTか何かで”これだけの面子がいたら誰か1人は聴いてる人にハマるでしょ?”みたいな事言ってたから、たぶん普段と違う一面を引き出そうとしたわけではない 笑)、結局個人的に良いと思ったのは”2Funky C.E.O”とか”Word is Yours”とか”Shall We Rock?”みたいな、客演陣がいつも通りの仕事をしてる曲やった

まぁ”Shall We Rock?”に関してはEQUALとTARO SOULの相性良くてびっくりしたけど(後にEQUALの客演に呼ばれてたし)。

肝心のKREVAとの曲は・・・むしろ「この曲KREVAだけで聴きたかったわ!」と思ってしまったし・・・いや、DABOのラップも悪くないんやけどなんというか”あの2人が曲やってる!”っていう以上の感動は無かったな。

ちなみに当時”Don’t Stop キボンヌ”という曲名を見て「ん?これってオタク系の人が使う言葉じゃないんか?」と思ってんやけど、今思うとこの時期ぐらいから作品に影響を及ぼすほどネットの世界にのめりこみつつあったように思う

HI-FIVE

前作”THE FORCE”から多少時間が空いてからリリースされた5thアルバムにして、ある意味”DABO史上一番の問題作

いやもう聴いた瞬間「絶対迷走してるやん」って分かるレベル。

迷走というか、ネットの世界がいよいよ本格的に作品に影響しはじめたな、と。

まず先行でMVが公開されたリード曲の”デッパツ進行”が「まじか….」っていうレベルのダサさ

「“拍手喝采”や“レクサスグッチ”以来のクラブバンガーを作ろうと思った」っていうインタビューを読んで「え?クラブで踊れるってそっち系!?」と戸惑ったことを覚えてる 笑

今まで面白いと思ってたワードセンスが劣化したのは、アルバムを聴かずともこの曲が既に象徴してたように思う

アスファルトの街からおはこんばちわっス

ド派手な登場まるでバンデラス

俺 札付きの番でヤンス

誰もが認めるベテランでヤンス

な、分かるだろ価値が

三十路越え尚スワッグ like 春日(ヘッ!)

デッパツ進行/DABO

そういえばRINOも同じく”おはこんばちわ!”って使ってたけど、アレは全然ダサく感じないのよね…ってかRINOのはちゃんとその後の”眠らない街”に掛かってて同じワードでも意味があったわけで。

おはこんばちわ 眠らない街が

俺の詩の色に染まる時がきた

58片手にドンパチがはじまる

R.LⅡ/RINO LATINA Ⅱ

DABOのはただただ親父ギャグみたいになってる。あと語尾のヤンスは何なん?笑

”スワッグ like 春日”なんて言うまでもなく….

まぁ”拍手喝采”にも”いらっしゃーい!”って桂三枝サンプリングあったけどさ、こっちは詰め込み過ぎ。

続けて見ていこう

なう なう つぶやかんってか

バウワウ かみつかんってぐらい

Hot Hot Hot Hotメーン からだの一部がドクドク メーン

デッパツ進行/DABO

はい出ました!SNS用語”なう”。ユーモアというよりも最早ギャグになってて、その後の”メーン”も滑稽に聴こえる。”ワカホレ(Get Busy)”の”メーン”とは全然違う!

このSNS用語は今作の至るところに散りばめられている・・・というか汚染されてる。

タイトルひとつとっても”ラップ現象(降臨なう)””AZS”みたいな具合。

特に”AZS”なんかDragon AshのKJを招いた曲で、本人たちの間でどんな話があって共演する流れになったか知らんけど、それにしたって過去にアルバムのSkitでDragon Ashをおちょくっときながら、初共演の曲名が”AZS”って「なめとんのかい!」と 笑

タイトルはアレやけど”AZS”は哀愁があって良い曲ではある。

一方で”ラップ現象(降臨なう)”は目も当てれんリリック

HOOKが既にこんな感じ

俺降臨 俺俺降臨 札付きがトーキンなう

ラップ現象(現象)/DABO

HOOKだけじゃなくて全体的に”なうなう”うるさいんやけど、特に最後の方

あごーがなう なうがうぃる タイムラインとフロー 今を生きる

ラップ現象(降臨)/DABO

「いやうるせーわ!!」ってなるやろこんなん 笑

一体どの層がこの曲にハマると思ったんや

こんなん許されたとしてもPizza Loveぐらいやぞっ!!

暁に我微睡む

眠りの子宮から世界を臨む

我の名はそう 神の神子なり

深く瞑想 朝焼けを待つ oh

暁/DABO

とてもこのリリックを書いたのと同一人物とは思えん….

神視点からめちゃくちゃ庶民的になったな、おい。

ドラえもーんなどいないもーん

オレヨマケンナ。

とかホント悲しくなってくる….

もともとリリックに深みがあるタイプのラッパーでは無いだけにワードセンスの劣化は致命的過ぎる

前作から今作まで時間が空いたことを聴かれてインタビューで次のように発言している。

……スタンス探しみたいな。考えたら時間かかったよね、4年だから。でも、これからサヴァイヴしていくために、それくらい意識改革が自分の中で必要だと思ってたからね。だから、『これくらいだと大差ねぇかな』っていう探りで4年くらいかかったって感じかな

http://amebreak.ameba.jp/interview/2010/11/001777.html

スタンス変わりすぎ!!THE FORCEの方向性でよかったのに…..

曲でめちゃくちゃイキってて、BLASTのインタビューで「俺ら喧嘩強い系は〜」みたいな発言してても許されてたDABOは、この頃から如実にネットオタクになってしまったのである

てなわけで

振り返り終了。

もう今ではDABOが客演してても飛びつかなくなったよね 笑

新譜をチェックするより過去作聴くっていう。

DABOがなぜにこれだけ批判されるかというと、やっぱり昔はそれだけ凄くて、今の現状認めたくない!っていうヘッズが多いからやと思う

個人的にはSNSでどれだけ下手打っても曲さえカッコよければいいんやけどね。

特にDABOの曲に関しては良くも悪くも感動したり考えさせられたりすることも無いし。

たとえば「ラルフローレンはイスラエルの支援企業な」みたいな事ツイートしてその後にラルフローレンを讃えるような曲出したり(あと古着やったらOK的なエクスキューズ)、「放射能が〜食品添加物が〜」って呟いといて平気でジャンクフード食べたってツイートしたりするのがKダブやったら曲の評価に直結するけど、DABOなら許された。

だって評価はされてたのはそこじゃなかった筈やもん。

でもそんなDABOも年のせいか”聴かせたい”という想いが強くなってきたようで、この記事をやってる最中にDABOのNOTEを発見した。

伝わって欲しい気持ちが強いんです年々。俺のよく動く口という楽器で一泡吹かせてやろう、くるっと綺麗にケムに巻いてみせましょうみたいな姿勢で基本ずっとやってきたけど僕が今回やりたかったことはそういう「いつものDABO」とは違った。

https://note.mu/fudatzkee/n/n5630a065e253

でもそれから色々な時代を経て今、自分は長くリスナーの人生に寄り添ってくれるような曲を作りたいと思っていて。これは東日本大震災がきっかけなんですね。

https://note.mu/fudatzkee/n/n58032be0e3c1

初めて都市機能というものが麻痺したところを目の当たりにして自分の無力さを思い知ったわけです。ああ、結局音楽で腹は膨れねえ。俺が書いてきた言葉はこんな時東北の誰の肩も抱けねえ。ひどく落ち込みました。俺は今まで何をやってきたんだろう。金、女、靴、服、ジュエリー。欲にまみれたラップの暴れん坊!そんな自分から望んで纏ったラップスターのイメージをその時は恥じさえしました。初めて誰かのためにラップしたいと思った。僕の総取りじゃない音楽。誰かと分け合える歌。落ち込んでるひと、悲しんでるひと、大変なひと。人生ついてねえってうなだれてるあなたと共有できる歌。凹んだあなたに寄り添ってあげられる言葉。テレビに映った濁流に流されていく人が僕でもおかしくなかった。同じ時代に生きる日本人同士として他人事じゃないって強烈に思ったんです。

https://note.mu/fudatzkee/n/n58032be0e3c1

3.11を引き合いに出してるけど、同じクルーのDELIは市議会議員をやりながらラッパーとしても活動してる事や、DABOのSNSでの一貫性の無い主張を考えると、やっぱりモヤモヤするよなー

むしろ昔のスタンスでやり続けれてれば、大好きなSNSで幾ら評価を落とそうと、曲で挽回できるっていう特権を持ってたのに

リリック勝負にすると、SNSやメディアでの発言との矛盾にツッコミが入るやん。

そしてこのnote「続く」になってるけどこの文章が書かれたのが2018/10/14で、続きがない。

そういうとこやぞ!

もう何言ってても「今、この時、それに関心あるだけでしょ?」って思いたくないけど思っちゃうよね。

DABO本人も過去のインタビューでたしか「説得力が大切」って言ってたけど、そういう方向にシフトするならSNSやってる間は、せめて社会問題を切るようなリリックはやめて欲しいかな、と切実に願う・・・笑

個人的には社会的なメッセージ性のある曲とか好きやし、ラッパーにはどんどん入れてって欲しいねん。たとえ偏った思想でも、「へぇ、この人はこんな事考えてるのか」って色々な意見を知れるしさ、それに自分と正反対の意見であったとしても曲としての方が最後まで主張を聞く気になれへん??

でも….それはやっぱり人による!!笑

なんか書いてるうちに後半はDABOをDISってる感じなってしまったけど、まだまだDABOには期待したいし、なんだかんだラップのスキルは今でも超一流やと思ってる

今後パパ的なメッセージ性の曲が増えそうやけど、政治問題よりもそういうのなら普通に聴いてみたい。

DABO:https://twitter.com/fudatzkee

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カテゴリー:アーティスト

kkl

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人生で初めて買ったCDは般若の「おはよう日本」という変人。圧倒的な文章力の無さは勘弁してください(あと誤字脱字)。