今はそんな事ないんかな?ANARCHYがメジャー行った頃は結構「今のANARCHYはダサい」って声が多かった気がする。
てかラッパーがメジャー行くとだいたいそんな声が上がるけど、だいたいは「今のスタイルを応援したれよ!」と思う。
でも、ことANARCHYに関してはそう言ってる人の気持ちはめちゃくちゃ分かるし(ダサいと思ったことはないけど)、裏を返せば昔からのファンにとってはそれぐらい初期のANARCHYは半端なくカッコ良かったわけで。
逆に最近のANARCHYの音源しか知らんのにANARCHYがカッコいいかダサいか判断すんなよ!とも思う 笑
最近のANARCHYの音源しか聴いたことない人が昔の音源聴いたら、ヘイターもANARCHYを好きになる筈やし、もともと好きやった人は益々好きになる筈!!
- 初期のANARCHYはリリックより勢いが魅力的なラッパー1
- DJ RYOW – ICE CREAM feat GHETTO SUPER STARS
- DJ 4SIDE – Guess Who’s Back feat RUFF NECK
- DJ 4 SIDE – Bed of Roses feat ANARCHY, Hirom Jr
- ANARCHY – Dear Rough Neck feat RUFF NECK
- Boot Street – GHETTO ROLIN’ feat ANARCHY, D.O
- SYGNAL – H.U.N.T feat ANARCHY, 籠獅
- Piece A Cake Feat Anarchy, Young Bery & JC
- Kiyamachi Hustlin’ Best Kid$ feat Anarchy, Warner, Pusher-E & DJ Akio
- REPRESENT
- ANARCHYと”イズム”とWILYWNKAの話2
初期のANARCHYはリリックより勢いが魅力的なラッパー
なんせ、初期の頃のANARCHYはリリック云々とか以前に、シンプルに誰が聴いてもカッコいいと感じるラップするんよ!
初期のANARCHYの音源では、荒削りながらも(良い意味で)勢い任せのラップしてるし、俺は今でもこの時期のANARCHYが歴代のどのラッパーと比較しても(シンプルにカッコいいと言う意味で)最強やと思ってるから、もしも聴いたことが無い人は聴いて欲しい!!
あとリリックに関してはまぁ『REPRESENT』の2verse目と『THUGS 4 LIFE』とかはまんま同じやったりとか、当時からちょくちょく使い回しが多いとか言われたりしてたけど、そんなん気にならへんぐらいの勢いがある!!
むしろ、1stアルバムが出る頃には使い回しを指摘されるぐらい、既にANARCHYを聴いてたコアなリスナーが多かったし、名古屋のハードコアHIPHOPシーンを中心に客演も多かったから、それがそもそも凄くない??
まぁ、とにかく聴ける曲は全部聴いてみてくれ!!
どう考えても公式があげた動画じゃないけど、ANARCHYのカッコ良さを伝える為やから上の動画を貼るの許して!!
これはアレや、¥ellow bucksが言ってた『バイブルならMuder They FallのDVD』って言ってた奴や。
ちなみに1曲目は『Growth』のオリジナル版、2曲目は『Guess Who’s Back』という曲で、後で収録されてる作品を紹介してるからチェックして。
(てか今回記事を書くにあたって作品のリリース時期を調べてみたけど、2005〜2007年ぐらいって俺が好きな日本語ラップの作品めっちゃあったわ。ハードコアHIPHOPの黄金期やな)
DJ RYOW – ICE CREAM feat GHETTO SUPER STARS
2005年に発売されたDJ RYOWの「PROJECT DREAMS」に収録されてる曲。
RUFF NECKのマイクリレーの爆発力は今以って唯一無二やし、その中でもやっぱりANARCHYの個性は頭1つ出てる。
この曲もめちゃくちゃカッコいいけど、RUFF NECKの音源としてみたらこの曲でも「普通」レベル。それぐらいRUFF NECKはヤバい。
DJ 4SIDE – Guess Who’s Back feat RUFF NECK
2004年に発売されたDJ 4 SIDEの「THUGS 4 LIFE」に収録されている曲。
死ねるぐらいカッコいい。残念ながら配信は無いっぽいけど、R-RATEDがオフィシャルでこの曲が収録されてるMIX CDをYoutubeで公開してる。
29分ぐらいからの曲。
この曲が収録されてるDJ 4 SIDEの『THUGS 4 LIFE』は全体的にダークな曲が多いけど、ゴリゴリしてて骨太な日本語ラップ聴きたい人におすすめ。
DJ 4 SIDE – Bed of Roses feat ANARCHY, Hirom Jr
上で紹介した作品の続編、2006年に発売されたDJ 4 SIDEの『THUGS 4 LIFE 2』に収録されている曲。
ANARCHYの曲の中で1〜2番目ぐらいに好き。
オリジナル版のGrowthと同じANARCHY+Hirom Jrの組み合わせ。
これまた配信無いっぽくて少しも聴いてもらえないのが残念やけど、この曲を聴くためだけにアルバム買っても損はしない筈!!
曲の感じで言うと『Don’t Turn Off The Lights』に近いかな?どっしりした感じ。
Streetでは見て選べ相手
Bed of Roses – DJ 4 SIDE feat ANARCHY, Hirom Jr
I’m Ghetto King 9 Blockの”A”
前作のTHGS 4 LIFEもそうやけど、ANARCHYだけじゃなくてゴリゴリした時期のAKも聴けるからっ!
今Amazonで価格みたら結構高いから、どっちか片方だけ買うんやったら個人的には前作の方がおすすめかな 笑
ANARCHY – Dear Rough Neck feat RUFF NECK
2002年?に発売されたANARCHYの自主制作盤「Ghetto Day’z」に収録されてる曲。
ウェッサイっぽいBeatの上でRUFF NECKの熱いマイクリレーが聴ける。
まぁ俺はこの盤、ディスクユニオンで運良く見つけれて中古で買えたけど入手難易度はなかなか高いと思う。金も5〜6,000円払った気がするけど 笑
でもそれぐらい払っても損はせえへんよ!
GROWTHのオリジナルverも聴けるし、正直hirom JrがゴスペルっぽいHook歌ってるオリジナルのがカッコいいし!!
俺はしたことないけどオークションで買ってパソコンにブッこんですぐ売ったらそんな損せえへんのちゃうかな?すぐ買い手つくかわからんけど 笑
ちなみに俺も「Made in Underground」と「Black Jack」がどうしても聴きたいからその方法を使おうと思ったりするけどなかなか実行できひん 笑
オークション使う時は下の「オークファン」ってやつ使うと落札相場とか調べられて便利。↓
Boot Street – GHETTO ROLIN’ feat ANARCHY, D.O
2006年に発売されたBoot Streetのコンピ盤に収録されてる曲。
ANARCHYとD.Oの勢いのある掛け合いでテンション爆上がりする曲。
こんなイケてる曲がコンピ盤に埋もれてるのが勿体無い気がするけど、逆に言うとこういうイケてる曲を見つけられるのがコンビ盤の楽しいとこでもある。
R-Rated “RYU” to da “L.A”
GHETTO ROLIN’ feat ANARCHY, D.O
京都レペゼンだMother Fuckin’ “A”
“D”に文句あんのか?このGame(?)
後で泣いても知らんよ You Known?
ANARCHYのネームドロップの仕方ってオシャレよね。
SYGNAL – H.U.N.T feat ANARCHY, 籠獅
2006年に発売されたSYGNALの「Change is Gonna Come」に収録されてる曲。
なんせこの曲はSYGNALと籠獅の2人も渋いけど、ANARCHYの勢いが半端ない。
最初(はな)からええ暮らしてたらこんな事言わんかったかもな
H.U.N.T – SYGNAL feat ANARCHY, 籠獅
C’mon, Man! かごめ 籠の中の鳥も踊る
ちなみにこの曲が収録されてるアルバムはクソやばいから買った方がいいで。
SYGNALってラッパーはほんまクソほどカッコええから。
Piece A Cake Feat Anarchy, Young Bery & JC
2006年に発売されたNaughtyの『Slick Lyric』に収録されている曲で、実質RUFF NECKの曲。
曲としては勿論カッコいいけど、ANARCHYのリリックがいつも以上に過激。
余裕綽々で街を徘徊 手段は無茶苦茶なブツの売買
Piece A Cake – Naughty Feat Anarchy, Young Bery & JC
FakeはBye Bye 街のSurvivalも毎回になれば笑える
俺たちどこまでも行くつもり あくまでも笑って死ぬつもり
Piece A Cake – Naughty Feat Anarchy, Young Bery & JC
てゆうかお前何様のつもり? 舐めんなPonk!前から消えなBitch!!
Kiyamachi Hustlin’ Best Kid$ feat Anarchy, Warner, Pusher-E & DJ Akio
2005年に発売された、LA BONO率いる307BOY$の『GETTIN’IT』に収録されてる曲。
LA BONOとANARCHYに
似非ギャングスタ (haha) Mother Fucker!!
とか言われたら何も言えんわな 笑
この曲のANARCHYの何が凄いってわけじゃないけど、このアルバム自体が全曲カッコいいから紹介したかったっていう あ、でもこの曲も普通に良いよ。ただ、他の曲のANARCHYに比べて別に特別凄いわけじゃないってだけで。
REPRESENT
2006年に発売されたANARCHYのEP『Growth』 に収録されたカップリング曲。
当時の事は忘れたけど、たしかこのEPで公式に発売される前から『Ghost Town』として有名やった気がするし、俺も知ってた気がする。なにで聴いたんやろか??
そんな話はさておき、心臓の鼓動音から始まるこの曲は、もう迫力が半端なくて、当時のANARCHYのハングリーさが一番分かりやすい形で表現された曲やと思う。
弱肉強食のレースにエントリー
RPRESENT
Made in Under Groundシーン 掴む天と地
もう少しだ辛抱しな 貧乏には夢も希望もぎっしり詰まった事情がある
REPRESENT
こんな暮らしだ 真っ黒く汚れた両手に笑いかける諭吉&漱石
RPRESENT
ガキの使いやなく必死に生き必死に生き必死に掴んだ奴に当然の報い
リリシスト!!
関係ないけど、ANARCHYにしろLA BONOにしろ、ベニー・ブランコに格好良さを見い出すの凄いよな。やっぱり主役のカリートに感情移入して『カリートの道』見るから、ベニー・ブランコめちゃくちゃ悪もんにしか見えへんのに 笑
身の危険を感じる事はよくある
REPRESENT
PAY BACKならベニー・ブランコのようにしな
たしかに相手にされんかった大物相手に山返すのはアウトローからしたらカッコよく見えるんかもしれんけど・・・あぁカリート!
話が逸れた。
手にしたい物が山ほどある中
REPRESENT
大事な物を手放すってのはよくある話だ
この辺の後ろ髪引かれへん感じがTOKONAイズムを感じるよね。
はれて手に入れたもんは数知れねー
New York New York – TOKONA-X
無くしたモンとかしゃあねー
ANARCHYと”イズム”とWILYWNKAの話
他にも探せば色々あるやろうけど、めんどくさくなってきたからこの辺で過去の音源紹介は終わる。
過去のイカついANARCHYの曲聴いた上で、結構最近の『SO WHAT?』とか聴いたらもっと説得力増すと思う。
まぁあの曲では「昔のANARCHYはヤバかった」とか言ってる俺みたいな人間もDISられてるんやけど、今は今の良さがあると思ってるから、応援してる。ただもう、過去のスタイルを懐かしく感じるのはしゃーないやん 笑
てか今のANARCHYの歳で過去の音源みたいなリリック出したらそれはそれでちょっと辛いもんがあるよな 笑
まぁなんにせよ、MACCHOも『どの口が何言うかが肝心』って言ってるけど、当時のYOUNG GUNZ(名古屋/京都/横浜)周辺のハードコアHIPHOPシーンの人たちが積み上げてきたキャリアは本物やし、みんなどんな曲出そうが説得力あるよね。
皆好きなHIPHOPは違うと思うけど、俺はM.O.S.A.D/MAGUMA MC’S/OZROSAURUS/SHITAKILI Ⅸとかの流れが、”正統派なHIPHOP”やと思ってるけど、同時に絶滅しかけな気がする 笑
てゆうのも所謂『HIPHOP』っていうと、ゴリゴリのギャングスタラップをイメージする人は今でも多いし、HIPHOPの発祥とか関係なしに俺も「HIPHOPと言えばギャングスタラップでしょ」ってイメージのが強いから 笑
それにこの人達はただ「イカツイRAP」するだけじゃなくて、ちゃんと曲がオシャレなんよね。そういう意味でも。
そこに”日本の”ってつくと、世代的にも東海岸寄りのスタイルって意味でもPAGERとか雷/K.O.D.Pとかの系譜が正統なHIPHOPって感じがする(てかこっちの方が本当の意味で正統か)けど、そっちもそっちで絶滅しかけなような 笑
ま、別にカテゴライズする意味もそんな無いし、色んなスタイルのラッパーが居て面白いからそれはそれでいいんやけど、ANARCHYがTOKONA-XやRYUZOのイズムを引き継いだように、D.Oが雷のイズムを引き継いだように、B.DがK.O.D.Pの流れからくる渋谷宇田川町のイズムを引き継いだように、”イズムの継承”ってのが無くなると寂しいよね、単純に。
そういう意味ではWILYWNKAってラッパーの存在は、ギャングスタなスタイルではないけどANARCHYの1%に所属してるし、OWL NITEから続く関西Boom Bapの系譜にある『韻踏合組合』とYOUNG GUNZにも通じる部分のあるハードコアなHIPHOPクルー『HEAD BANGERZ』のメンバーであるHidaddyの愛弟子ってのが凄いよな!
めちゃくちゃハイブリッド・ボーイやんか。
今書いてて思ったけど、WILYWNKAが俺みたいな昔よく日本語ラップを聴いてたおっさん(おっさんじゃないけど!)でもハマってしまうのは当然の事やったんかもしれん。
そういった、ANARCHYやHidaddyが引き継いだイズムを吸収しながらも、誰々を彷彿とさせるみたいなのじゃなくて、ちゃんと今っぽい曲に消化してるWILYWNKAってラッパーは末恐ろしいし、そりゃその辺の若手と格が違うと感じるわけやで。スタイル云々じゃなくて、もっと根本的に大切な部分をきっちり受け継いでるのを感じる。
最近こんな曲を出したけど↓
きっちり継承している彼からしたら、同じプレイヤーとして我慢ならんのやろな。
「リアルとかどうでもいいやん」って思う人もいると思うし、そう考える人がおってもいいと思うけど、プレイヤーのWILYWNKAがそう思うのは分かるやろ?てか分かってくれや! 笑
同じく若手で言うと¥ellow bucksにもちょっとそういう部分が感じるから、DJ RYOWやAK-69のバックアップで名古屋イズムをきっちり継承して欲しいな!
なんかANARCHYの紹介記事やのにWILYWNKAの話になってもーた!!
てゆうか最初の方にも書いたけど、今まで発売日なんか気にしてなかったけど、2005年から2007年ぐらいまでめちゃくちゃ良い作品がいっぱいある事に気づいたから、そのうち気が向いたらその年代のぐらいの作品でストリーミングで聴けるおすすめの作品も紹介したい!